中原中也 『良子』 良子は机の上に振り向くと、家の中は暗くつて、机の上に池の中の鯉や舟を、縁に立つて見てゐる二人の男の子の描かれた挿絵がボンヤリ出てゐる。 二人の男の子の足は、草かなんかでかくれてゐる。 それをみると、彼女は一寸顰顔をした。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア