中原中也 『医者と赤ン坊』 ……だがまたふてくされるのか……」――そこで彼は嘆息した。 腕はその儘、頭だけを屈めてサラリと禿げかゝりのそれを撫でた。 そして頭を屈めた際につむつた眼を、云ふことの出来ない表情で開くと、閉つた口をムニヤムニヤとさせた。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア