「さあ、出しますよ、今度は出る、――揺らずにヂツと――さう/\/\……」彼は母親の肩に手を掛けて自分が仕事のしよい位置を取らせた。
両足を拡げ、反射鏡に手をかけると、今度こそ本調子に赤坊の口中を睨み込んだ。
叱り飛ばされた妻君は引き返したその足を直ぐに長男の書斎に運んだ。
「さあ、出しますよ、今度は出る、――揺らずにヂツと――さう/\/\……」彼は母親の肩に手を掛けて自分が仕事のしよい位置を取らせた。
両足を拡げ、反射鏡に手をかけると、今度こそ本調子に赤坊の口中を睨み込んだ。
叱り飛ばされた妻君は引き返したその足を直ぐに長男の書斎に運んだ。