中原中也 『医者と赤ン坊』 「だがね、今日はもう何も云つては駄目ですよ、今急病人があつてお父様は気が立つてるからね」 その時、俄然台所の方から、牛肉か何かを叩く音がして来ると、そゝくさと蒼い顔の妻君は長男の部屋をも立ち去つた。 (一九二五・四・二七) 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア