一月ばかりの間に幾多の改革が行はれた。
修身課の受持である二人の教師は他の学課に廻され、全校の修身課を彼は一人で受持つた。
彼には何か云つた後で、「さう、なくちや――なくちやならぬ」と慌てるやうに附加す癖があつたが、殊に修身の時間にはそれが頻々として出された。
一月ばかりの間に幾多の改革が行はれた。
修身課の受持である二人の教師は他の学課に廻され、全校の修身課を彼は一人で受持つた。
彼には何か云つた後で、「さう、なくちや――なくちやならぬ」と慌てるやうに附加す癖があつたが、殊に修身の時間にはそれが頻々として出された。