扨、私事、神は信じたが宗教家といふ人間仕事の一様式にも吸引を感じなく、さりとて神学者にもなりたいと思はず、又、ユマニテは信じたが、例へば社会事業にどれといつて縁も生ぜず、さりながら、詩には心ときめいたのである。
小林の言葉で云へば、私の「生理の秘密」が、詩に向いてゐたのである。
だが、いよいよ、では詩をやらうかと決心するためには、詩の限界を見定めてからでなくてはならぬと思ふのであつた。
扨、私事、神は信じたが宗教家といふ人間仕事の一様式にも吸引を感じなく、さりとて神学者にもなりたいと思はず、又、ユマニテは信じたが、例へば社会事業にどれといつて縁も生ぜず、さりながら、詩には心ときめいたのである。
小林の言葉で云へば、私の「生理の秘密」が、詩に向いてゐたのである。
だが、いよいよ、では詩をやらうかと決心するためには、詩の限界を見定めてからでなくてはならぬと思ふのであつた。