中原中也 『耕二のこと』 「ふん、全くだ」と父は思つたらしく、マヂマヂと兄の顔を見入つた。 父の視線を抹殺する様に兄が火鉢の中を掻き混ぜ始めた。 父も母も祖母も、耕二の話の時には兄が級長をしてゐた小学時代を引き出した。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア