中原中也 『耕二のこと』 耕二が訊ねた、みんなが笑つた。 耕二はその笑に全く無関心のやうに、卓の端にのつかつてる茶々碗の縁に光つてる小さな電燈に吸ひ込まれるやうにそれをみながら、「緑茶」と言つて口をムクムク動かした。 「またそれを飲むと明日朝目覚が悪くて困るから。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア