中原中也 『蜻蛉』 小川の直ぐ向ふの笹籔が、サワサワと秋風に吹かれて音立てゝゐた。 何処か向ふの方で、子供が二三人、按摩の笛の真似をしてゐるのが聞えた。 「あゝゝ、世の中つてこんなもんかなあ………。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア