然しまあ、よく視よう、鏡なんだもの、と緊張を増すと同時に、急いで先が読みたくなくなる。
はてなき浪の蕩揺に、汝はなが魂打眺む……「なーるほど…」と思ふのは、恐らくボオドレエルが私自身より意識的であることに気が付くからである。
長の年月、海を見るたびに、おぼろに感じてゐたことが、急に明るみに出た感じ。
然しまあ、よく視よう、鏡なんだもの、と緊張を増すと同時に、急いで先が読みたくなくなる。
はてなき浪の蕩揺に、汝はなが魂打眺む……「なーるほど…」と思ふのは、恐らくボオドレエルが私自身より意識的であることに気が付くからである。
長の年月、海を見るたびに、おぼろに感じてゐたことが、急に明るみに出た感じ。