中原中也 『夏の夜の話』 「暫くでした」とあんな奴が三田村の肩越しに挨拶した。 「お宅へ上るところでした。 ――実は今日三田村さんからお話を聞きまして、とも角それでは御相談に上らうと存じまして……」云ひながら彼は扇子をパチリパチリさせてゐた。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア