中原中也 『古本屋』 七時半まで誰か来ないものかと待つてゐたが誰も来なかつた。 そこで彼は起ち上つて、室の隅に行つて、原稿紙の反古や本や雑誌の堆の中を探しはじめた。 読んでしまつた本が二冊ばかり出て来た時に、「五十銭にはなるだらう」と呟いた。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア