汽車はゴーツといつて、青い青い雪の原を、何時までも停まらず走り続けました。
僕は段々睡くなつて、そのうち卓子の上に伏せつて眠りましたが、するとお庭の椽側のそばの、陽を浴びた石の上で、尾を立てたり下ろしたりしてゐる、プチ公(犬の名)の夢を見るのでした。
女中はこれから郵便局に、手紙は出しに行つて来ると云ふのでした。
汽車はゴーツといつて、青い青い雪の原を、何時までも停まらず走り続けました。
僕は段々睡くなつて、そのうち卓子の上に伏せつて眠りましたが、するとお庭の椽側のそばの、陽を浴びた石の上で、尾を立てたり下ろしたりしてゐる、プチ公(犬の名)の夢を見るのでした。
女中はこれから郵便局に、手紙は出しに行つて来ると云ふのでした。