中原中也 『夏』 繻絆の前をハダけて、靴をツツかけて水を飲みにゆく。 そして、なんのことはない、私の顔を見ると人懐つこさうに勇ましがつてゐる。 校庭は幾分赤味の勝つた砂の色で、閉ざされた教室々々の窓の硝子は雲母のやうに照れ返つてゐる。 中原中也の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア