愛寵比なき李夫人の兄たる弐師将軍にしてからが兵力不足のためいったん、大宛から引揚げようとして帝の逆鱗にふれ、玉門関をとじられてしまった。
その大宛征討も、たかだか善馬がほしいからとて思い立たれたものであった。
帝が一度言出したら、どんな我儘でも絶対に通されねばならぬ。
愛寵比なき李夫人の兄たる弐師将軍にしてからが兵力不足のためいったん、大宛から引揚げようとして帝の逆鱗にふれ、玉門関をとじられてしまった。
その大宛征討も、たかだか善馬がほしいからとて思い立たれたものであった。
帝が一度言出したら、どんな我儘でも絶対に通されねばならぬ。