今、因杅将軍公孫敖が西河・朔方の辺で禦いでいる(陵と手を分かった路博徳はその応援に馳せつけて行ったのだが)という敵軍は、どうも、距離と時間とを計ってみるに、問題の敵の主力ではなさそうに思われる。
天山から、そんなに早く、東方四千里の河南(オルドス)の地まで行けるはずがないからである。
どうしても匈奴の主力は現在、陵の軍の止営地から北方郅居水までの間あたりに屯していなければならない勘定になる。
今、因杅将軍公孫敖が西河・朔方の辺で禦いでいる(陵と手を分かった路博徳はその応援に馳せつけて行ったのだが)という敵軍は、どうも、距離と時間とを計ってみるに、問題の敵の主力ではなさそうに思われる。
天山から、そんなに早く、東方四千里の河南(オルドス)の地まで行けるはずがないからである。
どうしても匈奴の主力は現在、陵の軍の止営地から北方郅居水までの間あたりに屯していなければならない勘定になる。