中島敦 『李陵』 五日め、漢軍は、平沙の中にときに見出される沼沢地の一つに踏入った。 水は半ば凍り、泥濘も脛を没する深さで、行けども行けども果てしない枯葦原が続く。 風上に廻った匈奴の一隊が火を放った。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア