夏目漱石 『坑夫』 さすが熟練の功はえらいもんだと思いながら、自分もまず足だけ前へ出して、草鞋で探を入れた。 ところが全く宙に浮いてるようで足掛りがちっともない。 何でも穴の向うは、がっくり落か、それでなくても、よほど勾配の急な坂に違ないと見当をつけた。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア