中島敦 『弟子』 まさか孔子が妖婦にたぶらかされるとは思いはしない。 しかし、絶対清浄であるはずの夫子が汚らわしい淫女に頭を下げたというだけで既に面白くない。 美玉を愛蔵する者がその珠の表面に不浄なるものの影の映るのさえ避けたい類なのであろう。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア