それを七十を越した伯父は、気力一つで医者にもかからずに持ちこたえていたのである。
その出血が近頃ますます烈しいという。
そんなに弱っている身体が、何かにつけて不自由な山などへ籠っては、ますます不可ないことは明らかなのであるが、それを言うと、どんなに機嫌を悪くするか分らないようなその頃の伯父であったので、三造も黙っているより外はなかった。
それを七十を越した伯父は、気力一つで医者にもかからずに持ちこたえていたのである。
その出血が近頃ますます烈しいという。
そんなに弱っている身体が、何かにつけて不自由な山などへ籠っては、ますます不可ないことは明らかなのであるが、それを言うと、どんなに機嫌を悪くするか分らないようなその頃の伯父であったので、三造も黙っているより外はなかった。