中島敦 『斗南先生』 通されて二階に上ると、伯父は座敷の真中の蒲団の上に起きて、古ぼけた脇息に凭れて坐っていた。 伯父は三造を見ると非常に――滅多に見せたことのないほどの――嬉しそうな顔をした。 それが何だか三造を不安にした。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア