この『斗南存稾』を前にしながら、三造は、これを図書館へ持って行ったものか、どうかと頻りに躊躇している。
(お髯の伯父から、これを帝大と一高の図書館へ納めるように、いいつけられているのである。
図書館へ持って行って寄贈を申し出る時、著者と自分との関係を聞かれることはないだろうか?
この『斗南存稾』を前にしながら、三造は、これを図書館へ持って行ったものか、どうかと頻りに躊躇している。
(お髯の伯父から、これを帝大と一高の図書館へ納めるように、いいつけられているのである。
図書館へ持って行って寄贈を申し出る時、著者と自分との関係を聞かれることはないだろうか?