中島敦 『斗南先生』 だが、結局彼は、それを図書館に納めることにした。 生前、伯父に対してほとんど愛情を抱かなかった罪ほろぼしという気持も、少しは手伝ったのである。 実際、近頃になっても伯父について思出すことといえば、大抵、伯父にとって意地の悪い事柄ばかりであった。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア