中島敦 『光と風と夢』 米国も思わしくなく、今度は南洋行が試みられた。 七十噸の縦帆船は、マルケサス・パウモツ・タヒティ・ハワイ・ギルバァトを経て一年半に亘る巡航の後、一八八九年の終にサモアのアピア港に着いた。 海上の生活は快適で、島々の気候は申分なかった。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア