幼い頃からひどく気管の弱かった少年スティヴンスンは、冬の暁毎に何時も烈しい咳の発作に襲われて、寐ていられなかった。
起上り、乳母のカミイに扶けられ、毛布にくるまって窓際の椅子に腰掛ける。
カミイも少年と並んで掛け、咳の静まる迄、互いに黙って、じっと外を見ている。
幼い頃からひどく気管の弱かった少年スティヴンスンは、冬の暁毎に何時も烈しい咳の発作に襲われて、寐ていられなかった。
起上り、乳母のカミイに扶けられ、毛布にくるまって窓際の椅子に腰掛ける。
カミイも少年と並んで掛け、咳の静まる迄、互いに黙って、じっと外を見ている。