息子の文学者志望宣言(父は初め息子をもエンジニーアに仕立てようと考えていたのだが)は、どうにか之を認め得た父親も、その背教だけは許せなかった。
父親の絶望と、母親の涙と、息子の憤激の中に、親子の衝突が屡々繰返された。
自分が破滅の淵に陥っていることを悟れない程、未だ子供であり、しかも父の救の言葉を受付けようとしない程、成人になっている息子を見て、父親は絶望した。
息子の文学者志望宣言(父は初め息子をもエンジニーアに仕立てようと考えていたのだが)は、どうにか之を認め得た父親も、その背教だけは許せなかった。
父親の絶望と、母親の涙と、息子の憤激の中に、親子の衝突が屡々繰返された。
自分が破滅の淵に陥っていることを悟れない程、未だ子供であり、しかも父の救の言葉を受付けようとしない程、成人になっている息子を見て、父親は絶望した。