息子の方では、科学者たる父が何故こんな愚かしい所行を演ずるのか、どうしても理解できなかった。
それに、彼は、父と争論したあとでは何時も、「どうして親の前に出ると斯んな子供っぽい議論しか出来なくなるのだろうか」と、自分でいやになって了うのである。
友人と話合っている時ならば、颯爽とした(少くとも成人の)議論の立派に出来る自分なのに、之は一体どうした訳だろう?
息子の方では、科学者たる父が何故こんな愚かしい所行を演ずるのか、どうしても理解できなかった。
それに、彼は、父と争論したあとでは何時も、「どうして親の前に出ると斯んな子供っぽい議論しか出来なくなるのだろうか」と、自分でいやになって了うのである。
友人と話合っている時ならば、颯爽とした(少くとも成人の)議論の立派に出来る自分なのに、之は一体どうした訳だろう?