中島敦 『光と風と夢』 …………独逸を離れて大分航海してから、川の様な狭い海を船がゆっくり進んだ。 聖書の中で聞いていた紅海だと教えられ、欣ばしい好奇心で眺めた。 それから、海の上を夕陽の色が眩しく赤々と流れる時刻に、別の軍艦に乗移らせられた。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア