中島敦 『光と風と夢』 二人の少女が彼をいたわり、共に左右から彼の枕に枕しておった。 他の一隅には、誰も附添っていない一人の負傷者が、打捨てられ、毅然たる様子で横たわっていた。 前の美青年に比べて、遥かに立派な態度と映ったが、彼の容貌は美しくはなかった。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア