スコットの四十八巻のウェイヴァリ・ノヴルズと同じ様な赤色の装釘で、全二十巻、千部限定版とし、私の頭文字を透かし入りにした特別の用紙を使うのだそうだ。
生前に、こんな贅沢なものを出して貰う程の作家であるか、どうかは、些か疑問だが、友人達の好意は全く有難い。
しかし、目次を一見して、若い時分の汗顔もののエッセイだけは、どうしても削って貰わねばならぬと思う。
スコットの四十八巻のウェイヴァリ・ノヴルズと同じ様な赤色の装釘で、全二十巻、千部限定版とし、私の頭文字を透かし入りにした特別の用紙を使うのだそうだ。
生前に、こんな贅沢なものを出して貰う程の作家であるか、どうかは、些か疑問だが、友人達の好意は全く有難い。
しかし、目次を一見して、若い時分の汗顔もののエッセイだけは、どうしても削って貰わねばならぬと思う。