ホテルへ行くつもりで四五十歩あるいた頃迄は、「酔っているぞ。
気を付けなければ」と自分で警戒する気持も多少はあったのだが、それが何時の間にか緩んで、やがて、あとは何が何やら、まるで解らなくなって了った。
気がつくと、私は黴のにおいのする暗い地面に倒れていた。
ホテルへ行くつもりで四五十歩あるいた頃迄は、「酔っているぞ。
気を付けなければ」と自分で警戒する気持も多少はあったのだが、それが何時の間にか緩んで、やがて、あとは何が何やら、まるで解らなくなって了った。
気がつくと、私は黴のにおいのする暗い地面に倒れていた。