第二は、南海と放浪とを愛する点では同様だが、之はずっと拗ねた烈しい行き方で、文明社会を故意に白眼視し、いわば、生きながら骨を南海の風雨に曝しているとでもいった虚無的な人間。
今日、街の酒場で、この第二の型の人間の一人に出遭った。
四十歳前後の男で、私の隣の卓子で独り飲んでいたのだ。
第二は、南海と放浪とを愛する点では同様だが、之はずっと拗ねた烈しい行き方で、文明社会を故意に白眼視し、いわば、生きながら骨を南海の風雨に曝しているとでもいった虚無的な人間。
今日、街の酒場で、この第二の型の人間の一人に出遭った。
四十歳前後の男で、私の隣の卓子で独り飲んでいたのだ。