中島敦 『盈虚』 斉・衛の諸国が叛乱者の尻押をするので、容易に埒があかないのである。 晋に入った衛の太子は、此の国の大黒柱たる趙簡子の許に身を寄せた。 趙氏が頗る厚遇したのは、此の太子を擁立することによって、反晋派たる現在の衛侯に楯突こうとしたに外ならぬ。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア