趙氏が頗る厚遇したのは、此の太子を擁立することによって、反晋派たる現在の衛侯に楯突こうとしたに外ならぬ。
厚遇とはいっても、故国にいた頃の身分とは違う。
平野の打続く衛の風景とは凡そ事変った・山勝ちの絳の都に、侘しい三年の月日を送った後、太子は遥かに父衛侯の訃を聞いた。
趙氏が頗る厚遇したのは、此の太子を擁立することによって、反晋派たる現在の衛侯に楯突こうとしたに外ならぬ。
厚遇とはいっても、故国にいた頃の身分とは違う。
平野の打続く衛の風景とは凡そ事変った・山勝ちの絳の都に、侘しい三年の月日を送った後、太子は遥かに父衛侯の訃を聞いた。