中島敦 『盈虚』 故国に片足突っ込んだ儘、彼は其処に留まって機を待たねばならなかった。 それも、最初の予期に反し、凡そ十三年の長きに亘って。 最早(曾ては愛らしかった)己の息子の輒は存在しない。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア