衛侯となってからの最初の一年は、誠に憑かれた様な復讐の月日であった。
空しく流離の中に失われた青春の埋合せの為に、都下の美女を漁っては後宮に納れたことは附加えるまでもない。
前から考えていた通り、己と亡命の苦を共にした公子疾を彼は直ちに太子と立てた。
衛侯となってからの最初の一年は、誠に憑かれた様な復讐の月日であった。
空しく流離の中に失われた青春の埋合せの為に、都下の美女を漁っては後宮に納れたことは附加えるまでもない。
前から考えていた通り、己と亡命の苦を共にした公子疾を彼は直ちに太子と立てた。