雪明りの狭い田舎道を半里ばかり行くと、道は漸く山にさしかかって来る。
疎林の間を、まだ新しい雪を藁靴でキュッキュッと踏みしめながら勢子達が真先に登って行く。
その前になったり後になったりしながら、犬が――雪明りで毛色ははっきり判らないが、あまり大型でない――脇道をしては、方々の木の根や岩角の匂を嗅ぎ嗅ぎ小走りに走って行く。
雪明りの狭い田舎道を半里ばかり行くと、道は漸く山にさしかかって来る。
疎林の間を、まだ新しい雪を藁靴でキュッキュッと踏みしめながら勢子達が真先に登って行く。
その前になったり後になったりしながら、犬が――雪明りで毛色ははっきり判らないが、あまり大型でない――脇道をしては、方々の木の根や岩角の匂を嗅ぎ嗅ぎ小走りに走って行く。