中島敦 『かめれおん日記』 基督教會の蔦が葉を大方落し、蔓だけが靜脈のやうに壁の面に浮いて見える。 コスモスが二輪、柵に沿つてちゞれながら咲殘つてゐる。 海は靄ではつきりしないが、巨きな汽船達の影だけは直ぐに判る。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア