滅多な穴へ這入るとまた腰きり水に漬る所か、でなければ、例の逆さの桟道へ出そうで容易に踏み込めない。
そこで自分は暗い中に立ち留って、カンテラの灯を見詰めながら考えた。
往きには八番坑まで下りて行ったんだから帰りには是非共電車の通る所まで登らなければならない。
滅多な穴へ這入るとまた腰きり水に漬る所か、でなければ、例の逆さの桟道へ出そうで容易に踏み込めない。
そこで自分は暗い中に立ち留って、カンテラの灯を見詰めながら考えた。
往きには八番坑まで下りて行ったんだから帰りには是非共電車の通る所まで登らなければならない。