夏目漱石 『坑夫』 しかし出られない。 いよいよ出られないのかと、少しく途方に暮れている鼻の先で、かあんかあんと鳴り出した。 五六歩で突き当って、折れ込むと、小さな作事場があって、一人の坑夫がしきりに槌を振り上げて鑿を敲いている。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア