中島敦 『妖氛録』 絶望的な怒りに顫える其の手には、既に、第二の矢が番えられている。 孔寧と儀行父は惶れ慌てて家にも戻らずに、直ぐに其の足で楚国へ難を避けた。 当時の慣いとて、一国に乱が起ると、それを鎮めるという名の下に、必ず他の強国の侵略を受ける。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア