自分の行為に就いて何の責任も負わぬ幼児の様に、夏姫は此の亡国の騒ぎに、ただ一人無邪気といっていい位、とりすましていた。
酷刑に処せられた独り息子の運命にもさして心を動かされない様子で、入替り立替り目の前に現われる王や其の卿大夫の前に、つつましやかに眼を俯せていた。
荘王は、凱旋の時に夏姫を連れ帰った。
自分の行為に就いて何の責任も負わぬ幼児の様に、夏姫は此の亡国の騒ぎに、ただ一人無邪気といっていい位、とりすましていた。
酷刑に処せられた独り息子の運命にもさして心を動かされない様子で、入替り立替り目の前に現われる王や其の卿大夫の前に、つつましやかに眼を俯せていた。
荘王は、凱旋の時に夏姫を連れ帰った。