中島敦 『妖氛録』 此の戦で、襄老は戦死した上、尸を敵に取られて了った。 襄老の子、黒要は既に逞しい青年である。 夫の死を忘れ、父の死を忘れ、喪服を着けた夏姫と黒要とは何時か、妖しい愉しみに耽り出した。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア