中島敦 『セトナ皇子(仮題)』 岸壁の洞穴に行いすます高名な魔術師も、年老いてアモン・ラーの心を体したといわれる高僧も、王子の問に答えることが出来ない。 王子は次第に笑わなくなった。 いつも、夕暮の湖の紅鶴のように、しょんぼりと考えこんでいる。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア