憑きものは落ちたが、以前の勤勉の習慣は戻って来なかった。
働きもせず、さりとて、物語をするでもなく、シャクは毎日ぼんやり湖を眺めて暮らした。
その様子を見る度に、以前の物語の聴手達は、この莫迦面の怠け者に、貴い自分達の冬籠りの食物を頒けてやったことを腹立たしく思出した。
憑きものは落ちたが、以前の勤勉の習慣は戻って来なかった。
働きもせず、さりとて、物語をするでもなく、シャクは毎日ぼんやり湖を眺めて暮らした。
その様子を見る度に、以前の物語の聴手達は、この莫迦面の怠け者に、貴い自分達の冬籠りの食物を頒けてやったことを腹立たしく思出した。