中島敦 『木乃伊』 以前は嗤っていた朋輩達も少々気味が悪くなって来た。 メムフィスの市はずれに建っている方尖塔の前で、彼はその表に彫られた絵画風な文字を低い声で読んだ。 そして、同僚達に、その碑を建てた王の名と、その功業とを、やはり、低い声で説明した。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア