中島敦 『木乃伊』 たしかに。 パリスカスがこの言葉を口にした時、木乃伊が、心持、脣の隅をゆがめたように思われた。 どこから光が落ちて来るのか、木乃伊の顔の所だけ仄明るく浮上っていて、はっきり見えるのである。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア