中島敦 『プウルの傍で』 彼はそれに背中を向け、部屋の隅の暗い電燈の下に坐って、ポケットから「ポオルとヴィルジニイ」を取出した。 外の軒燈は瓦斯なのに、室内は電燈になっていた。 彼は上衣を脱いで、その悲しい恋物語の続きを読もうとした。 中島敦の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア