夏目漱石 『坑夫』 病院へ着いた。 和土の廊下が地面と擦れ擦れに五六間続いている突き当りに、診察室と云う札が懸って、手前の右手に控所と書いてある。 今云った一間幅の廊下を横切って、控所へ這入ると、下はやはり和土で、ベンチが二脚ほど並べてある。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア