夏目漱石 『坑夫』 自分はこう云う状態で、無人の境を行くような心持で、親方の家までやって来た。 案内を頼むと、うちから十五六の娘が、がらりと障子をあけて出た。 こう云う娘がこんな所にいようはずがないんだから、平生ならはっと驚く訳だが、この時はまるで何の感じもなかった。 夏目漱石の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア